美肌コラム

肌のバリア機能を果たす「セラミド」の役割・効果とは?

セラミドは1950年代にアメリカで発見された新しい成分で、機能が明らかにされたのは1980年代と比較的最近のことです。セラミドは細胞膜を構成するリン脂質に含まれており、細胞を行き来する物質の移動に深く関わっています。


中でも皮膚のいちばん外側にある角質層の細胞膜に多くあり、健康な皮膚では肌の細胞と細胞の隙間を埋めるように規則正しく存在しています。セラミドの少ない皮膚は細胞と細胞の間に隙間ができた状態となり、外からの刺激を受けやすく、皮膚の内側にある水分などが外に出ていきやすくなっています。


アトピー性皮膚炎の患者の皮膚にはセラミドが少ないという報告もあり、アトピーの原因のひとつと考えられるようになってきています。保湿効果の低い別の細胞間脂質が多くなってバランスが崩れ、皮膚が硬くなって乾燥し、炎症を起こすアトピー患者特有の肌になっていくのです。


ヒアルロン酸との違いは?


保湿成分として、セラミドと混同されがちなものにヒアルロン酸がありますが、ヒアルロン酸は表皮ではなく真皮に存在する成分です。


ヒアルロン酸は非常に保湿能力が高く、1gで水分を約6リットル含むことができます。ヒアルロン酸とセラミドが正常に働くことで、肌の水分量を適切に保つことができるのです。


セラミドを含む食品は?


セラミドを多く含む食品には、こんにゃくや黒豆、わかめやひじきなどの海藻類、ごぼうなど、黒っぽい色の食品が多くあります。特に多く含んでいる食品はこんにゃくで、サプリメントもコンニャク芋を使用しているものがほとんどです。他には、牛乳に多く含まれていることも知られています。


また、植物が自己を守るために持っている成分であるフィトケミカルは、セラミドの生成に必要な材料が含まれています。


よく耳にするようになったポリフェノール、イソフラボン、リコピン、カプサイシンなどは植物の色素成分で、フィトケミカルの一種です。フィトケミカルを日常生活で上手に摂取するには、意識してさまざまな色合いの野菜を摂るように心がけるとよいでしょう。


バランスの良い食生活が何よりも大切ですが、特に皮膚のバリア機能が気になる場合は、サプリメントを取り入れるのもおすすめです。



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